来週からク・ナウカ主催のジャンカルロ・ナンニ・ワークショップに参加するんだけど、「新潮文庫版『かもめ』を読んで台詞を頭に入れてきてください」という連絡がきょう来た。え? 台詞を覚えてこいということ? だれの台詞とかどこの場面とか指定がないってことは、まさか全部? 軽くパニック。
とりあえず、テキストを買わなければ。インターネットで調べると、紀伊国屋書店に在庫があるみたいだった。とにかく行ってみよう。新宿本店にはなかった。「他の出版社のならお探しできます」と言われた。南新宿店に行った。あった、新潮版。棚に2冊、さらに平積みになっていた。よかった!
書店に入るのは久しぶりだった。殿山泰司のエッセイとか、文庫数冊購入。帰りに入口脇のコーナーを見ると、「笑える本泣ける本」とかいうフェアをやっていて、文庫本や絵本が、表紙に「笑」、「泣」というシールを貼られて積まれていた。
「きょうは泣きたい/笑いたいから、泣ける/笑える本を読もう」
という読者がいるってこと? なんだか釈然としない。読んだら泣けた、笑えた、というのだったらわかるけど、「笑いたい」か「泣きたい」かで本を選ぶって、まぁそういうときも絶対なくはないだろうけど、本末転倒な気がする。子供の頃読んで印象深かった絵本「ちいさいおうち」に「泣」マークが貼られているのを見て、こっちが泣きたくなった。泣くために読んでもらいたくない。
夜は、そのジャンカルロ・ナンニさん演出の、イタリア語の「かもめ」の公演を観に行った。公演の後ジャンカルロさんに会って、ワークショップのことを聞いてみたら、最初はとにかく、好きな詩を読むみたいに好きな台詞を覚えてきてほしい、男の台詞でも女の台詞でもかまわない、ということだった。あー、全部じゃなくていいのね、よかったよかった、と、ワークショップ参加者9人中4人がその場にいたんだけど、ほっと胸をなでおろした。一方、ワークショップの最後に発表会をするのは前から聞いていたけれど、きょう会場で配っていたチラシに入場料1,500円と書いてあったのには参加者一堂驚く。初耳。
きょう書店で見た、変な注意書き。おもちゃの箱に貼ってあった。
「不測の事故が予測されますので、小さなお子さまの手の届かないところに……」
意味としてはぜんぜん問題ないと思うんだけど、予測できないのが不測でしょ? そこがなんか変だ。「思いがけない事故が起こることが予測されますので」とでもすればよかったのか?
新スタートレックRascals/少年指揮官ジャン・リュック・ピカード (6, 133)を見た。謎のエネルギーフィールドと転送装置のせいで、ピカード艦長とロー少尉、ケイコ・オブライエン、ガイナンの4人が12歳の肉体に戻ってしまうという、けっこう荒唐無稽で楽しい話。以前見たときに、子供になるのと一緒に着ている物まで縮んだんかい、おい、と思ったんだけど、今回注意して見ていたら、少なくとも転送されて最初に12歳として物質化するときには、みんな服がちょっとだぶだぶしていた。細かい!
子供ピカードはきれいなボーイソプラノでブリティッシュな英語をしゃべっていて、そして態度にはたしかにピカード艦長の風格がある。上着の裾を引っ張るPicard Maneuver(ホントは、昔スターゲイザーに乗っていたときにピカードがとった戦術の名前なんだけど、ピカード艦長は座ったり立ったりするたびに上着の裾を下に引っ張ってばっかいるので、そのこともPicard Maneuverつまり「ピカード戦略行動」と言うのです、ファンは)を、すんごいまじめな顔で何度もやっているのが可笑しい。
船をフェレンギに乗っ取られ、指揮官として残っているライカーに会って話をするため、子供ピカードは、
「父さんに会わせてくれ。いますぐ会わせてくれ。会わせろ、会わせろ、会わせろ」
と駄々をこねる作戦に出る。作戦成功して、話もついて、やれやれと言うところで、「お父さん」のはずのライカーをいつもどおり「Number One」と呼んでしまう。吹き替えだと「副長」だけど、ナンバーワンという言い方は、艦長が副長のことを呼ぶときだけだ。フェレンギが「?」という顔をする。子供ピカードはすかさず、
"He's my number one daddy."
(一番のパパなんだ)
と言って、ライカーと抱き合う。二人のわざとらしい笑顔がすごい可笑しい。吹き替えでは、
「艦長の真似さ」
とか言ってたけど、ここは、原語みたいな楽しい日本語にするの、むずかしいだろうと思う。もともと、艦長はNumber One、他の人はCommander(中佐。ライカーの階級)と呼んでいるのをどっちも「副長」と訳しているからなー。
リーディング公演に行って、パンフレットをもらって、バッグが小さいから二つ折りにして仕舞って、友だちのいるテーブルにすわって、飲み物を飲みながら、さっきもらったパンフレットを読もうと出したらしわくちゃだったので、
「もうそんなにしちゃったの?」
って言われた。そうです、実は私は、いろんなものをすぐしわしわとかばらばらにしてしまう。コピーした紙なんかも、重ねてもぴしーっと角をそろえられない。細かいところはいやになるほど細かいんだけどなぁ。
Great Northern?読了。シリーズ12冊の中でも、私の中ではわりと上位にくるなぁ、この話。
おとといのとこにも書いたディックがbird manに会うところから、ぐっと展開が早くなって、後はもうどんどん読まされた。ディックは今回主人公だから、そりゃ当然のようにいいシーンがいっぱいあるけれど、他の人も、印象に残る場面が多かった。
捕まって納屋に閉じこめられて、ロジャも捕まって、もうダメだとみんなあきらめたときに、ナンシイが大声をあげて外にいる領主の注意を引こうとする。呼びかけ続けてやめない。だんだん他の子たちやフリント船長も加わる。ナンシイが、みんなをはげます。あのナンシィの様子には涙が出た。感動して。無鉄砲でちょっといたずらが過ぎる感じのあるナンシイだけど、ここんとこはステキだった。あれがナンシイの魅力なんだろうなぁ。
ジョンがコルクの墨で顔にメガネを描いてディックになりすますという間抜けな作戦も、長男で頼れる真面目なジョン船長のいままでとちがう面が見られておもしろかった。作戦自体はナンシイが考えたわけだけど。
ハッピーエンドになることは、読むほうも期待し確信して読んでるわけなんだけど、「ディックが鳥をみつけた正確な場所は、鳥を守るため、わざとわからないように書いてある」とか「鳥の安全のため、湖のある土地がだれのものか特定できないように、仮名を使っている」とかいう記述があるのには少し興をそがれた。だって、bird manがこの鳥たち(撃ち殺して剥製にする)と卵(中身は吹いて出して、殻をとっておく)をコレクションに加えるのを阻止して鳥たちを守れるかどうか、という話なのに、鳥たちの命が守られたってことが最初からわかっちゃうんだもん。
卵を島に戻して、あぁーよかった、というところでなんの余韻もなく物語が終わっている(一切説明なしで、ただ、海へ去っていく船を見送る少年の絵に「さよなら、シロクマ号」ってキャプションが付いてるだけ)のには最初ビックリしたけれど、大冒険の後にみんなが領主親子とどんな話をしたか、ロジャはIan(翻訳ではどうも「ヤン」っていうみたい)となかよくなったか、スーザンはなんて言ったか……、そういうの、さすがにこの人たちのお話をすでに12巻読んでるから、アーサー・ランサムに書いてもらわなくてもどんどん想像できちゃって、もちろん、私の勝手な想像なんだけど、シリーズ12巻読み終わっちゃった後も私の中ではこの話がまだまだ続いていくような感じがして、さびしくなくてかえってよかったように思う。
辞書って、おもしろいですね。英和辞書(研究社リーダーズ英和辞典)を調べていたら、
Better be an old man's darling than a young man's slave.
ていう例文が載っていた。
「(諺)若い男の奴隷になるより老人にかわいがられよ(女性の結婚についていう)」
だそうです。darlingというのは「愛しい人」とかそういう意味ですね。配偶者や恋人への呼びかけにも使う。「ねぇ、ダーリン」。
それで思い出したんだけど、「奥さまは魔女」で、サマンサが夫を「ダーリン」と呼ぶのはいいとして、どうしてサマンサの母とか、会社の社長とかみんなが「ダーリン」って呼ぶのかなーと不思議に思っていて、一度英語で聞いたときに「あなたぁ〜」というdarlingじゃなくてこの人の名前が「ダレン」Darrinなんだとわかってびっくりしたことがあった。1980年くらいだったと思う、知ったの。
きょうDarrinを辞書で調べてみて、またびっくり。リーダーズプラスには、
Darrin Stevens
という項目があった! 「ダーリン・スディーヴンズ(テレビドラマBewitchedの魔女Samanthaの夫で,広告代理店の社員)」と載っている。こうなるとSamanthaも調べちゃうなー。「サマンサ(テレビコメディーBewitchedの主人公である,普通の人間の男と結婚し家庭の主婦となっているかわいい魔女;夫Darrinを助けたり家事をするために魔法を使う<後略>)」
ウェブ検索をしていたら、ダーリン役の俳優がシリーズの途中で交代していると書いてあり、これまたびっくり。ぜんぜん気づいてなかった。
アーサー・ランサムのツバメ号シリーズ最終(12)巻Great Northern?を、先週からまた読み始めた。以前、最初の30ページくらい読んだところで中断していたのである。
ディックがPterodactyl号に行ってbird manと会うところが、すごい。船室で男と少年が話をしているだけのシーンなんだけど、ディックの心の中の動きや葛藤がものすごく大きい。ダイナミック。目が離せない。
大型のモーターボートであちらこちらに旅して鳥の研究をしているbird manを、ディックは、自分も大人になったらああいう船を持って鳥の研究をしたいと、あこがれを抱いて見ていたんだけど、会ってみたら、この人のしていることが卵を蒐集し鳥を撃ち落として剥製にすることだとわかり、大ショック。でも、科学者として鳥のことを知りたい気持ちは抑えられなくて、昨日観察した鳥について疑問に思ったことを聞いてみずにはいられない。相手が鳥について知識豊富であることはまちがいないから。
シリーズの他の作品にもあるけれど、
「これで、お休みも終わりだ。明日はもう家に帰るんだ」
というさびしい気分のところから始めて、思いがけないことが起こり結局そこから新たな冒険が始まる、という持っていき方に、わかっていながらやっぱりわくわくどきどきさせられてしまう。
北海道系の飲み屋さんに行った。焼きおにぎりにバターが付いてきた。おいしかった。だいたい、熱いご飯にしょうゆとバターはよくあう。だれかが前に、なんの引用だったか、「マーガリンを食べれば長生きできるよ」「でも、バターが食べたくて生きてるんだよ」ということを書いていたけど、まさにそのとおりで、こういうのはマーガリンだとおいしくない。
7月にアゴラで公演する(夏のサミット参加)「悪口学校」という公演に出演することになった。あなざーわーくすのわたなべなおこさんが演出の公演だ。どんな稽古、どんな公演になるのか、いまから楽しみだ。
用事があって郵便局に行ったら、入ってくるお客さんに「いらっしゃいませ」、出ていくお客さんに「ありがとうございました」と言ってるのに気づいた。前から言ってたっけ?
マーサ・スチュワートの番組で、パーフェクトな朝食メニュー、みたいなのをやっていた。オートミール(普通の早くできるのじゃないヤツ)を25分煮る、米を40分煮る、なかなかヘルシーと思っていると、そこに半端じゃない量の砂糖が入る。
続いて、ワッフル。トッピングのナッツ類は、糖蜜だかなんだかの中で煮詰めて、コンデンスミルクも足して、そのナッツを今度油で揚げて、さらに炒めて甘く味つけしたバナナと合わせ、ワッフルにのせて、上から溶かしたチョコレートを掛ける。一緒にTVを観ていた、甘い物の苦手な家族からうめき声があがった。
「お好みで、粉砂糖をふってもいいのよ」
とマーサのだめ押し。砂糖と脂肪、いくらなんでも取りすぎなんじゃない?アメリカ人。
私は甘い物は好きなほうだけど、朝食が甘いのは、どうも身体が受け付けない。チョコバナナのワッフル、おやつとかデザートだったら食べたいけどなー。朝起きていきなりあれは、きっと、つらい。
ディスカバリーチャンネルでやっている、ジャンクヤード・ウォーズという番組がおもしろい。大人の荒っぽいロボコンという感じ。ジャンクヤードに捨ててある廃車やらなんやらを使って、課題のものを時間内に作り上げ、それを使った勝負で勝敗を決める。作るのは、モーターボートとかハンググライダーとか。
HotWired Japanの記事最強のジャンクヤード技術者は誰だ?を見てもらったら、だいたいどんな番組かわかると思う。ロボコンずきに、おすすめ。
ハヤ号セイ川をいくの再読を始める。ハヤは、魚の種類の名前で、これは日本語。セイは、川の名前で、これは原語(英語)。翻訳書で、こういうところが、ときどきややこしいなぁと思う。
あぁ、この話も、夏休みの話だったんだなぁ。いいなぁ、宿題のない夏休み。そして、長いし。小中学生のときの私の夏休みは、長野だったので20日しかなかった。学校が休みでも、こども会の行事とか、登校日とかあったし。いま考えれば、もしもっとやりたいことがあればそんなの行かなくてもよかったんだけど、そういうふうには考えられなかったなぁ、当時は。
普段あまり地上波のテレビを見ないんだけど、私が出たCMが最近流れてるらしいので、あっちの局、こっちの局とCM中心に見てみた。やってました。牛乳パックを持って走ってました。顔はほとんどうつってないけど、知ってる人は、声でわかったと言ってました。
定期検診で歯医者に行く。ここの歯が最近なんだか痛いような気がしますと言ったら、ほんとうに痛くなったらずきん、ずきん、という痛みがきます。そのときも、市販の沈痛剤を飲んだら1週間はがまんできます。痛くなったら電話してくださったら一週間以内に予約を入れます。と説明してくれた。それで安心して帰ってきた。この先生とは今後もずっとおつきあいしたいと思っています。
通販で買った品物が、2社から届いた。通販って便利だけど箱とか包装とかのゴミがたくさん出るのがイヤだなぁと思うんだけど、きょう届いたうちの1社は、米袋みたいな丈夫な紙袋に直接商品が入っていて、箱なしだった。ゴミが少なくて、いい感じ。
五反田団の照明仕込みに参加。大きい灯体が重くて、脚立の上で困り果てた。筋トレ、しよう!
近所の商店街って、便利だ。遠くの大型店に行ったらもうちょっと安く買えそうとか、品揃えがいま一つ、とか、まぁそういうことはあるんだけれど、
「あぁ、アレがない!」
というときにちょろっと歩いていってすぐ買えるのは、やっぱり便利。
お店の人とちょっとコトバを交わしたりするのもわりと好き。夕方遅くなって、キルティング用の針がどうしてもほしいんだけど、閉まっちゃったかなぁ、と思いながら小走りで行くと、ちょうどおもてのシャッターの支柱を立てようとしてるところで、間に合ってよかったぁってなったりすると、なんだか、人間らしく生きてるような気がして、それもなかなかいい感じ。
きょうは、DPE店に頼んでたものを取りに行って、封筒買いに行って、郵便局に行って、手芸品店に行って、って、4回商店街に出掛けた。こんな日もめずらしいんだけど。
用事があって、ちょっと気合いをいれて化粧をしてみた。先日仕事で会ったスタイリストの方に、
「眉とかまつげとかをちゃんとすると、ちがいますよ」
(私が、ということではなく、一般論)と言われたので、マスカラなんかもがんばってつけてみた。たしかにちがった、ように思った。
でも、マスカラってどうやって落とせばちゃんと落ちるのかな。一本一本拭く? それもまつげ抜けちゃいそうであれなんですけど、ささっとぬぐっただけじゃ落ちないし。アイラインを描いたりマスカラをつけたりした翌朝は、いくらちゃんと落としたつもりでも、目のまわりに黒いのが残ってたりする。肌には悪そう。
スタートレックDS9の、第6シーズン最終話を見た。うわぁーアメリカのファンはあのラストシーンの後、次のシーズンが始まるまで半年待たされたのかぁ。
ジャガイモを、皮つきで、リンゴを切るときみたいなくし形切り(ケンタッキーのポテトよりちょっと太いくらい)にして、2度揚げする。それに、ツナサンドの具みたいな、ツナとマヨネーズをあえたもの(塩コショウはするんだと思う)を上からかける。
という料理を食べた。おいしかった。忘れないようにここに書いておきます。
この3日ほど家にこもって、仕事や趣味のことなど、とにかく座ってするこまか〜い作業ばっかりしていたら、首と肩がバリバリだ。ゆっくりお風呂にでも入ろう。
久しぶりにポテトサラダを作る。じゃがいもがごろごろしてるヤツ。具は、キャベツとニンジンを塩もみしたもの、セロリ、タマネギ、プチトマト。
魚焼き網って便利ですね。ウチはオーブンもグリルも(オーブントースターも電子レンジも)ないので、前は魚はフライパンで焼いてた。焦げないようにフタして弱火で焼くと蒸したみたいなっちゃうし、なかなかうまくいかなかった。おととしだったかお花見に行ったときに、カセットコンロに網を乗せてパンを焼いてる人を見て、あー網いいなぁと思って、その後たぶん少しして買ったんだけど、買ったのを忘れていて、使うようになったのは最近だ。パンも焼ける。お餅も焼ける。焼き魚もおいしく焼けて、大満足。きょうは、金目鯛粕漬けとかいうのを焼きました。
買いたい物にフセンを付けながら通販のカタログを見ていたのだけど、トータルで何をどれだけ注文することになるのか考えられなくなって、途中でやめてしまった。リストでも書かないと、このTシャツとあのTシャツとそのTシャツ、みたいに、合計ですごい数買っちゃいそうだ。
マーサの番組を見ていたら、Dirt Cake(日本語では「植木鉢ケーキ」と言っていたけど、「どろんこケーキ」って感じだった)というのを紹介していた。このケーキを考え出した人がゲストとしてスタジオに来て、マーサと二人で作るんだけど、二人別々に作ってるんでおどろいた。作り方は、
- オレオクッキーを粉々にする
- クリームチーズとバターをねりまぜる
- それに、インスタントプディングミックスと牛乳、泡立てた生クリームを混ぜ合わせる
- 容器に、クッキーの粉、プディング、クッキーの粉…と交互に詰めていく
- 4時間から1晩冷やす
というものなんだけど、二人、ことごとくアプローチがちがう。おんなじだったのは、オレオクッキーをフードプロセッサーにかけるってとこだけ。後は…
ゲスト | マーサ | |
---|---|---|
クリームチーズとバター | 室温に戻しておいて、ボウルに入れ、フォークでまぜる | フードプロセッサーにかける |
プディングミックスと牛乳 | ボウルでまぜる | フードプロセッサー |
生クリーム | 市販の、ホィップ済みのものを使用 | 自分で泡立てて使う |
容器 | プラスチックの、砂遊び用のバケツ 「ディッシュウォッシャーで洗っておけば平気よ」 | テラコッタの植木鉢 「買ってきたらオーブンで2〜3時間焼いて消毒し、洗います」 |
デコレーション | ミミズやカエルをかたどったグミ、石ころキャンディーを、中に埋めたり上に飾ったり | ヒマワリと園芸用手袋を飾る |
出来上がりも、マーサのは、ホントの鉢植えかしら、みたいなみごとさ、ゲストのは、色とりどりのグミの虫がうじゃうじゃでにぎやか。ぜんぜんちがう。市販のクッキーやらプディングの素を使って手軽に作るケーキという趣旨からすれば、ゲストのやり方のほうが、なんていうか「まっとう」な感じがする。いずれにせよ、この二人、いい友だちどうしにはなれないかも、なんて思った。大きなお世話だけど。
そういえば、アメリカ人って、虫、きらいじゃないのかな。この番組で使っていたような、虫(ミミズとかムカデとか)の形のグミ、一昨年アメリカ、カナダに行ったときに私も見かけた。タコとかイカとかは気持ち悪いのに、こういうのは大丈夫なんだなぁって、なんだか不思議に思った。パッチワークに使う布の柄でも、昆虫系がわりと豊富にあるので、アメリカの人たちとハギレ交換をするときには、
「私は、リアリスティックな虫の柄は要りません」
って最初から断っておいたっけ。
5月だ。今年は3月くらいがすごくあたたかくて、桜なんかすごく早く咲いて散ってしまったのに、その後でまたちょっと寒くなって、5月といってもまだ半袖を着るような感じでもない。