2000年10月の日々
旅用に買った靴を、慣らすために毎日履いている。なんか、長さはあまっているのに幅が少しきついみたい。小指が痛いし、くるぶしもふちにあたっている。靴ずれしそうだ。でも履いた感じが好きだし、ジーンズでもスカートでも履けそうなスタイルも気に入ってるので、やっぱりこの靴を履いていくと思う。
それよりなにより、着ていこうと思ったゴアテのジャンパーが、家のどこかにあるはずなのに、どこをどう探しても見つからないので困っている。もう、とにかく向こうに行ってしまって、いるものはなんでもかんでも買ったらいい、というようななげやりな気持ちになってくる。
なんとなくTVをつけたら、「ザ・プラクティス」の第1シーズンの終わりのほうの回をやっていた。やっぱ、字幕放送のほうがしっくりくる。第4シーズン以降も字幕でやってほしい。
旅用ノートパソコンを使う練習をした。アドレス帳を作ったり、ブックマークを登録したりも。でも、旅先でどれだけチェックするんだろう。あまりにも未知数。
旅公演に履いていく用に靴を購入。あと、フィラデルフィアに見に来てくれるという友だちにおみやげなどを買った。
きょうは友だちが来るし、明日は父が来るし、ということで、いままでさぼりにさぼっていた掃除をした。部屋がきれいだと気持ちいいのはわかっているんだけど、「使ったらもとの場所に返す」とか「いらない物はゴミ箱へ」とか、そういう基本的なことが私はとっても苦手だ。何がどこにあるかがわかっていさえすれば、もとの場所にあろうがなかろうが、ゴミ箱に入ってようが机の上に出てようが、どっちでもいいような感じがしてしまう。
ただ、これは、自分の家のことに限るみたいだ。楽屋の鏡前の共用のメーク道具がとっちらかっていたり、稽古場にカップが散乱していたりすると、けっこう気になる。
自分ちは散らかし放題で、外ではわりと整理整頓きっちりやる――って、なんかヤな人だな、私。
朝11時から夜の12時まで「東京ノート」の稽古だった。昼も夜も駒場の商店街で食べた。
ジョージ・タケイの自伝、なんだかとても面白い。いま、13歳。両親がようやく家を買って引っ越したところ。
ただ、表紙が映画のスタートレックの赤い制服を着たジョージ・タケイなんで、電車の中とかで、ちょっとはずかしい。
「まるごと」を見ながら、掃除した。衣服の入れ替えもした。片づけ・掃除は苦手である。
ヴォイジャーだが、1度見て内容を忘れているものがけっこうあるので驚いた。Qが出てくる回で、艦長とチャコティが作戦室(だと思う)でQの「個人的な要求」について話しているところにQが割り込んでくる、ということころ、ほとんど三角関係!こんなおもしろいシーンを忘れるなんて……、まぁ、これを最初に見たときはチャコティにあんまり感情移入してなかったからなぁ。
メーリングリストでお願いしたキルトショップ情報がまたまた送られてきた。アメリカのキルターさん、ありがとう。ヴィクトリアもだから、カナダもだ。東京の情報はまかせてね(と、ここに書いても読んでないですよね、日本語だから)。
スーパーチャンネルが、「スタートレック/ヴォイジャーまるごと2000」というのをやっている。きょうの午後1時からあしたの午後10時まで、1時間1話でずーっとヴォイジャーを放送するという企画(午前5時から7時はお休み)。
前回の「まるごと」はがんばって全部見たけれど、今回放送する分はもう本放送で見ちゃってる分なので、ときどきTVをつける程度。でも、ずーっとヴォイジャーをやってると思うだけでなんだか嬉しい。
録画しておいたDS9を見た。オブライエンがタイムスリップを繰り返す話。数時間未来の自分に会ったときに、
「過去のオレが病気なら、その未来であるオレも病気のはずじゃないのか?」
と聞かれる。お、そうそう、この問題どうするんだ、と思ったら、次の瞬間、二人のオブライエンが声をそろえて
「時間理論は苦手なんだよ!!」
だって。この開き直りには大笑いした。
なんだかきょうは、また暑い日だった。
パッチワークのメーリングリストに「どこどこに行くんですけど、いいキルトショップがあったら教えてください」と昨日投稿したのの返事が数通届いていたので、それぞれに「ありがとう」と返事を書く。店の名前だけじゃなく、URLや電話番号や営業時間も書いてくれた人があって、嬉しかった。これから自分がだれかの質問に答えるときにも、そういう心配りをしたいものである。
小学生のとき、遠足の前の晩に、リュックサックのひもの結び方(たぶん、ただの蝶結び)を母から習っていて、なかなかなかなかできなくて、母も私もいらついて、おこられて泣いて裸足で外に逃げ出したことがある。
ということを思い出したのは、きょう、旅行中モバイラーになるべくダイヤルアップ接続の設定をコンピュータ師匠に教えてもらったんだけど、なかなかなかなかわからなかったから。「メールアドレスを手に入れて、アクセスポイントをさがせばいい」と字面では知っていても、実際それがどういうことなのか、全体的なイメージがぜんぜんわかっていなかった。無料でもらえるメールアドレスというのを取ればいいのかと思っていたけど、そういうことじゃなかった。「電話を掛けてインターネットに繋がせてもらう権利」というのが必要だった!
いまさら何を言っているの?と思いますか。実は私は、自分ちが専用線接続になってからネットワークに繋ぐようになったので、いままで、ダイヤルアップ接続したことがなかったんですよ。はぁ〜、師匠もぐったり私もべそっかき。大変な2時間でした。おかげでなんとかなりそうです、ありがとう師匠。
アマゾンから、本が届いた。発送したと連絡があってから1カ月半くらい。今回は割と早かった。TNG関係2冊、ジョージ・タケイの自伝など。自伝表紙の艦隊ユニフォームが、なんだかちゃっちく見えるのはどうしてだろう。
「シカゴ・ホープ」に「ザ・プラクティス」のキャムリン・マンハイムがゲスト出演していた。ノミの夫婦、という役回り。おー、こういうときの夫役って、スタートレックでフェレンギ人をやるような人にちがいない、と思って声をよく聞いたら、ニーリックスじゃないですか、やっぱり。俳優名でいえば、イーサン・フィリップス。やっぱりというのは、TNGでフェレンギ人の役で出てた(第3シーズンのMenage A Troi)からです。
FOX-JAPANの「ザ・プラクティス」は、第4シーズンに入ったらいきなり吹き替えになってしまった!いままで字幕で見ていたので違和感あり、あり。どういうことなんだろう、これは。
きのうのバラシのせいで筋肉痛。なさけなし。脚立だって1回のぼりおりしただけだったのに。
10月に入って、さすがに素足にサンダルでは寒くなってきた。脱ぎ履きの楽な靴がなくて困っている。紐靴かファスナーのしかない。
照明のバラシのお手伝いに行った。なんか、照明さんって若くてきれいな人ばっかりだ。そいで力持ち。私は図体は大きいけれど、自慢じゃないが力がない。「二つも持って大丈夫ですか?」とつい聞いてしまったら、「え、どうしてですか?」と不思議そうに聞き返されてしまった。