『ロケット発射せり。』でご一緒させていただいた飛ぶ劇場の泊達夫さんの日記はおもしろい、と前々から思っていたが、9月1日の日記を読んで、やっぱりおもしろい!と思った。
帰省するのに準備万端整えた、つもりで、電動歯ブラシの、充電器と胴体だけ持ってきて、歯ブラシ部分を置いてきてしまった。間抜けすぎ。しかたなく手動歯ブラシを買いに行った店で、ほしかったムースタイプのヘアワックスを見つけたのは嬉しかったけど。
電車の吊り広告を見るともなく見たら、「信州の牛乳を飲モ〜」(牛のイラスト付き)。う゛。その向こうに「ちょっと知っとケイバ」(競馬ミニ知識)、さらに「ゆっ蔵んど」(温泉関係)。なんなんだ、この駄洒落車両!久しぶりに帰ってきた故郷の電車は、こんな電車…。
ちょっと涼しくなってきて汗もかかない気候なので、ポリエステルのブラウススーツなど出してきて着てみた。ストッキング履くのも何カ月ぶりかだった。
出先でばったり友と会い、数人でお茶。共通の話題ももちろんたくさんあったんだけど、私の知らないアニメの話とか私しか熱中してないスタトレの話とかも出て、なんだかそれも楽しかった。
音楽CDだと思って買った物が、音楽CDは音楽CDなんだけど、映像特典もついてるやつだった。ふーん、こういうのもあるんだねー。
先週から買おう買おうと思ってたキルト芯を買いに、やっと新宿まで出掛けた。人混みは、自分のペースで歩けないのでいらいらする。
さっそくキルティング開始。ほぼノンストップで5時間ほどチクチクやっていたら、針を持ってる手よりも、もう一方の手のほうが筋肉痛になってきた。手縫いでキルティングをするときに、木製のフープ(刺繍をするときの円い枠みたいなヤツです。でも大きさが大きい。私のは直径40cm)で布をはさんで作業するんだけど、その布やフープの重さがこっちの手のほうに掛かってくるせいだ。
この、針を受けるほうの手は、中指や人差し指に針先がチクチク当たるもんだからキルティングしているとどんどん傷だらけになってくる。傷といっても出血するとかじゃなく白っぽくなるだけだけど。そして、数日やってると固くなってきて、そうするともう痛くなくなる。指先にキルトだこが出来てくる、というわけだ。
そういえば、いま文字を書くのはほとんど全部キーボードなので、昔あったペンだこはすっかり消えてしまったなぁ。
来年早々、小学校の同級会があるそうだ。なつかしいはなつかしいけれど、何を話したらいいんだろう。30年以上も会ってない人だっているかもしれない。
「見ごたえがある」ってなんて言ったらいいのかと調べていて、全然関係ないんだけど、All my eye and Betty Martin! というフレーズを英和辞書(研究社のリーダーズ大辞典)で見つけた。「そんなばかな!」というような意味らしい。Betty Martinを引いてみると、「ベティーマーティン(200歳を超えた正体不明の女性)」とあった。なんじゃそりゃ。
少しウェブ検索をしてみたが、all my eye and Betty Martinの語源はラテン語のお祈りだとか、ベティ・マーティンは18世紀イギリスに実在した人だったかもしれない、とか、不確かな説しか出てこなかった。リーダーズに載ってる「200歳を超えた正体不明の女性」というのは何を根拠にしてるんだろう。
やっと夏物をしまって冬物を出した。クリーニング屋さんに夏の間保管を頼んでる洗濯物の預り証が見あたらない。コートとかなのでいまのとこまだなくても大丈夫だけど。
ひさしぶりに4コマ漫画雑誌「まんがくらぶ」(10月号)を買った。須賀原洋行「わかりあえない人々」がおもしろかった。
通りすがりに聞こえてきた、立ち話の人たちのコトバ。
「あまり元気でもアレよね。ひとの痛みとかわからないじゃない?」
久しぶりに行ったインド料理店は、スパイスの香り。いま読んでる、ツバメ号シリーズ「女海賊の島」(うわ、ネタバレ邦題だったのか!)で、中国の岸辺に近づいたスーザンが、
「シナモンの匂いがする」
と言ってたな、そういえば。
引き続き、照明。だいたいの場合は、上にあるバーにハンガーを掛けて灯体をぶら下げるわけだけど、それを上下逆にして、ハンガーの上に灯体が乗るような形でつり込む(あぁ、だから「つり込み」じゃない…か)のがいくつかあり、重かったりネジがまわらなかったりで手こずっていたら、
「灯体を持ち上げながら固定する」
「初心者は、ハンガーを灯体から外してまずハンガーだけ固定するといい」
と教えてもらった。
夜、照明の仕込みの手伝い。アゴラでやる、韓国のダンスカンパニーの公演だ。青年団のときは照明にはっきりした色がついてることがあまりないので、赤やみどりのカラーフィルターがめずらしかった。
「ロケット発射せり。」に参加したとき、飛ぶ劇場の人たちからシグネチャー・ブロック(布にメッセージやイラストを書いた/描いたもの)をもらった。これを使ってキルトを作成中だが、キルトトップ(おもての面)が完成した。サイズは、縦130cmX横119cm。これから、キルト綿(わた)、裏地を重ねて、キルティングに入る。
キアヌ・リーブス主演の映画「マトリックス」を見た。アタマのほうにオフィスで宅配便を受け取るシーンがあって、受け取りのサインを左手でしてたけど、キアヌって左利き?と思ってFamous Left-Handers(左利きの有名人のリスト)を見たら、ちゃんと載ってた。左利き関係のメーリングリストをやめちゃってから、こういうことに少し疎くなっている。
「マトリックス」は、俳優もCGも等しくこの映画の構成要素だ、というような感じがする点が、私は、いいなと思った。
井手茂太さんのワークショップに行った。ウォームアップでは、こんなスジがあったのかー、と思うようなあちこちのスジを伸ばした。井手さんのかける音楽は、どうも私にも気持ちがいい。音楽の許容範囲の狭い身としては、嬉しい。音楽に合わせる、ちゃんと正面を見る、鏡で自分を見る、自分の世界に入る、などなど、普段の演劇の公演ではやらないことを要求されておもしろかった。もっといろんなことのできる、しなやかな身体になりたい。
TNGを2本見る。データが恋愛を追求する話と、ジョーディがロミュランに操られる話。あら、こうやって1話1文で説明してみるっておもしろいかも。
夜中も朝もTV報道見て寝不足。
浴衣で受け付け、のお手伝いに行ったら、きょうは人が足りているとのこと(電話したら私は出掛けた後だったそうです。携帯持ってないからこういうときはしようがないですね)で、寝不足でもあったし、帰ってきて、TNG Cause and Effect/恐怖の宇宙時間連続体 (5, 118)とVGR Fury/帰ってきたケス (6, 143)を続けて見た。どちらもタイムトラベルの話。
TNGは、タイムループにとらえられたクルーたちがなんとかしてループを脱出しようとする話。しつこくしつこく「航星日誌宇宙歴…」に戻り、戻るたびに同じシーンをちがうアングルで見せるマニアックな作りがすごく気にいる。監督は、ライカー副長を演じるジョナサン・フレークス。やるなー。TNG(新スタートレック)をぜんぜん見たことがない人にすすめる「初めてのTNG」2本というのを選ぶとしたらどれどれか、というのを最近考えてるんだけど、これはけっこう強力な候補だ。
VGRは、まず邦題にびっくり。すっごいネタバレじゃないですか、「帰ってきたケス」って。でもそれは、冒頭でケスが帰ってきたので、まぁいいか、と思った。このタイトルでストーリーの最後がケスの帰還だったらおこりますけどね。
同じような題材なのでどうしてもTNGと比べてしまい、VGRは「層が薄い」なぁと残念に思った。ストーリーの中心となる人物が、ケス、艦長、トゥボックの3人しかいない。だいたい、ケスは、高次のエネルギー体のようなものに進化したのでこのままヴォイジャーにいたらみんなに迷惑がかかるからいられないってって自分で出ていったんじゃなかったっけ? その後の3年が混乱と怒りの日々だった、ってケスの台詞だけで説明されても納得できない。納得できないといえば、過去のトゥボックが未来のヴォイジャーの幻影を見たというのはケスの時間移動に伴うタキオン粒子の影響だとしても、未来のナオミ・ワイルドマンと会話しているというのはどう説明がつくのだろう。
VGRのストーリーは、おもしろくするために大枠の設定をあえて無視する、という場合がときどきあるように思う。たしかにそういうときはおもしろいことが多いんだけど、昔の「ケーキ屋ケンちゃん」なんかで、たとえば、すんごい親友っていう設定の子が1週限りの出演で次週から出ても来ないしその子の話題さえ出ない、ということがよくあったけど、そういうときに感じたような、「都合よすぎるよ!」という怒りの気持ちが湧いてくる。
定期検診で歯医者に行こうとドアを開けたら太い雨が斜めに降っていた。これは相当な風雨だなと思いながらも出掛け、着いてみたらばオフィスは真っ暗。鍵もかかっていて人のいる気配なし。やっぱりこの台風じゃお休みか…。予約してる患者には連絡してよぉ、先生!
ウィルキンソンジンジャエールの謎、解明。あなんじゅぱすホームページから、ウィルキンソン・ジンジャエール愛好会、朝日飲料ホームページとリンクをたどっていってわかったんだけど、ウィルキンソンのドライジンジャエールっていうのは、味のマイルドなほうのことだそうだ。「まろやか」「さっぱり」っていう意味でドライとつけたとか。
ウィルキンソンのジンジャエールを2種類揃えている、食事もできるバーで、「ドライ」って頼むとからいほうが出てくるんだけど、じゃぁ、あそこのお店、まちがってるんだ…。私は「からいジンジャーエールください」って頼むから大丈夫だけど。あと、ウィルキンソンってどこか外国のブランドだと思ってたら、日本製とわかってこれもびっくり。明治時代にウィルキンソンさんってイギリス人が兵庫県で炭酸鉱泉を発見したのが始まりなんだそうだ。
台風で、雨が急に降ったりやんだり。
「かぼちゃケーキとココナッツアイス」というデザートを頼んだら、ケーキというか、プリンで、たぶん丸のままのカボチャの種をくり抜いてカスタード液を流し込んで蒸したんだと思うけど、見た目「カボチャの一切れ」のようなものが出てきてビックリした。やさしい甘さでおいしかった。
『AMERIKA』のダンスシーンなどで気になっていた井手茂太さんの、イデビアン・クルーの公演を初めて見に行った。知ってる人に、なんだかたくさん会った。
ダンサー一人一人がどうとかじゃなくて、舞台上になにか一つのモノが立ち現れて、じわじわ、にょろにょろ、ばさーっと動いていった。
ドイツから帰ってきた人や、北極から帰ってきた人に、「おかえりなさい」と言う。
ホームページ見てますよ、と、二人の人から言われた。嬉しかった。
「添付で画像を送ります」っていって添付しないままメールを送る、という失敗を、2回(二人のちがう人宛てに、ということ)繰り返してやっちゃった。今度から、メール本文を書く前にファイルを添付しとくようにしよう。本文中に「添付」って言葉が入ってて添付ファイルがないと「添付してないけどいいの?」って聞いてくるようなソフトがもしあったら、ちょっと便利そうだけど、けっこううっとうしいだろうな。小さな親切、大きなお世話って感じで。
おとといに引き続き、ロケットのシグネチャーキルトの作成にあたる。だいたいのプランだけ決めて、細かいところは行き当たりばったりでやっているので、思わぬ配色やデザインに自分でも驚いたりしている。
浴衣を着て、演劇公演の受付のお手伝いをする。浴衣の時、口紅は、まっ赤がいいそうだ。髪の毛は、耳を出してまとめたほうがいいそうだ。教わったとおりにやってみた。和服が似合う、といろんな友だちに言われてちょっと嬉しかったけど、
「普段も着たほうがいいよ」
って言った人は、普段の私の服装はあんまりかっこよくないって思ってたのかな?
フリースのベストを着た人を見た。もうそんな季節…?
ある人に連絡をとろうとしたら、なんとなんと、今月下旬まで留守だというじゃありませんか。お家の人に連絡先を聞いたけど、FAX番号しかわからない。どこの番号か不明…。もしや、と思いついてそのFAX番号でウェブ検索したら、わかりましたー!インターネットってやっぱ便利だー。
パンツのポケットにティッシュを入れたまま洗濯してしまった。昔の「ちり紙」だったら、洗濯機じゅうの洗濯物が白いカスカスだらけになっていたところだが、ティッシュは、ハンカチのように折りたたまれたままちんまりしている。ホントに水に溶けないんだなぁ…。こりゃトイレに流しちゃホントにいけないんだ、とあらためて認識した。