つれづれなる日々

今月の日記に戻る
トップページに戻る

2012年2月の日々


02/29/2012(水)

雪。積もってるし降ってるし。それでも電車がたいした遅延なく運行していて、助かる。

久しぶりに湯舟で台本を読む。こないだ携帯電話を新しくするとき、私が防水かどうかにこだわったので、夫から、
「お風呂で使いたいんだね」
と言われて、それであぁ自分にはそういう欲望があったのねと自覚したんだけれど、いまのところ携帯電話をお風呂場に持ち込むには至っていない。やっぱりちょっと怖いです、がさつな自分が。

稽古は、冒頭から半分くらいまでとめながら稽古して、そのあと3時過ぎから通し稽古。わりと落ち着いてやれたように思っていたけれど、終わって振り返ってみるとそうでもなかった。直前の稽古で言われた指示をまったく忘れてたり、重要な台詞を一つ飛ばしてたり。一カ所完全に台詞がわからなくなって、演出家に目で訴えてしまったし。訴えただけじゃないか、完全に止めちゃってたか。

帰宅してご飯食べて、眠くなって9時から11時半まで眠り、その後起きてきてLAW&ORDER 性犯罪特捜班など見る。悲惨な事件ばっかりで気が滅入る。のについつい見てしまう。


02/28/2012(火)

午後「阿房列車」稽古。女二人のシーン以降。ひとが台詞を覚えるプロセスってなかなかに興味深い。いや、まぁ、そんなふうにひとのことを観察していられるほど余裕があるわけじゃなく、自分もなかなか台詞を覚えられなくてがんばってはいるんだけど、他のひとたちが何がむずかしくてどこが覚えにくいのかということに、言葉ずきの私はものすごく興味をひかれる。

稽古中に、明日通し稽古をすると演出家から言われた。直前のアナウンスだわね。いいですけど。

理由はちょっとここには書かないけど、自宅のガスファンヒーターがゆうべから使えなくなり、こっちのオイルヒーターをこっちに持ってきてあっちはエアコンでとにかくなんとかする、というような状態で、いえの中が寒め。というのが関係あるのかないのか、眠くなって夜9時に寝てしまい、12時過ぎて覚醒。明日の通し稽古に向けて、台本を確認しよう。


02/27/2012(月)

午後「阿房列車稽古」。

夜はアトリエ春風舎で「果てまでの旅」観劇。

帰宅して、12月に友人宅でご馳走になって以来作りたい作りたいと思っていた長ネギのコンソメ煮を作って食す。おいしい! 「きのう何食べた?」(よしながふみ著)の4巻に出てくるレシピで長ネギ4本4〜5cmに切り、水200cc、コンソメ1個入れて中弱火でくたくたになるまで煮るというもの。からしマヨネーズを添えるとあったけど、本体のみで充分おいしくいただきました。


02/26/2012(日)

筑波大学ワークショップリーダー人材養成研修に参加。初めましての人や、12月の国際表現言語学会のワークショップで一緒だった人や、久しぶりに会う友人や、いろいろな人たちに会った。

帰り、アゴラに寄って、3月アタマの劇団内オーディションの台本をもらう。


02/25/2012(土)

「阿房列車」の稽古は冒頭から。その後、公演のご案内郵送の事務仕事。久しぶりに会う友だちと話がはずんで、手がとまってておこられたり。

夜はアトリエヘリコプターで、五反田団といわきから来た高校生『チャンポルギーニとハワイ旅行』を観劇。演じる人たちが、舞台上で自分が何をしなければいけないのか、何をすべきなのかを明確にわかっている。変な自意識で戯曲の世界から勝手に逸脱するところがない。いわき総合高校の演劇に、そういう文化が根づいているのを感じた。そういう人たちだから、同じ空間で同じ時間を過ごしている観客の私たちを、声と動きの力だけで、瞬時にどこへでも連れて行ってくれるんだ。私もこういう演劇をやりたいんです。

という感想とは別に、繰り広げられる不器用でせつなくてメンドクサイ愛とか恋とか友情とかに涙をぼろぼろこぼしながら観劇していた私です。がまんしたけど、もうちょっとで大声出して泣きそうだったよ。


02/24/2012(金)

早めにいえを出て、駒場でご飯。話題の、カウンターのみのラーメン屋さんに一人で入る。ラーメンを頼もうと思うがメニューには「しなそば」とあり、どうしても言えなくて「とりそば」を頼んだ。ということを後で稽古場で他の人に言ったら、しなそばと言えない私の感じをだれにもわかってもらえなかった。「カリーライス」って書いてあっても「カリーライス」とは言えないよだってカレーでしょ、というような気持ちなんだけれど。

「阿房列車」稽古、今日は、夫が退場したところからラストまで。最初に俳優だけで台詞の練習をしたかいあって、割とスムーズに進んだ。物理的に、とにかく台詞を覚える、ということは、確かに必要。

夜は早稲田大学にフィリップ・ケーヌのレクチャーを聞きに行った。実りあった。このことは後日書きます。


02/23/2012(木)

2007年8月から使っている携帯電話が最近画面が乱れるようになり、それ以外にも一年前くらいから下に進むボタンがときどききかなくなってたし、充電のコードを差すとこのカバーがなくなっちゃったりよく押すボタンに亀裂が入ったりしてたので、きょう、機種変し(てもらい)ました。新しいのは、重量も軽いし、キーのタッチも軽い。それに防水だ! 前回は、その前の電話を洗濯機で水没させての機種変で、アドレス帳だけかろうじて助かったんだけど、今回はそういうんじゃなかったので、メールも写真も古いほうから新しいほうへまるまる持ってこれて、なんだかかえって驚きました(私まだ4台めなのよ今度の新しい電話で)。まだまだいろいろと勝手がわからなくてまごついてますが、新しい電話、楽しい。


02/22/2012(水)

一昨日の夜だったか、今週の観劇計画を固めて、「すみません、前○日で予約しましたが△日に変更してください」「△日ソワレのつもりでマチネで予約してしまいました。変更してください」てなことを2つの公演についてそれぞれやらかしてしまっていたんだけど、一方からは間違った分について「キャンセルしました」のお知らせが今日届き、音沙汰ないもう一方のほうは劇場に電話して名前を言ったら、あぁこれこれの条件で予約して変更されたかたですね、メール連絡が遅れていてすみません、とものすごくちゃんと事情をわかった方が対処してくれて、どちらも気持ちよく解決。

夕方から「阿房列車」の稽古なので、早めに駒場に行き、東大カフェで台詞を練習する。「阿房列車」は登場人物が3人しかいなくて、台詞を覚えるには相手役を含め全部の台詞を音読するのがどうも効果的なようだ。途中眠りそうになって夢と台本がごっちゃになったりしながら、2時間ほど練習。

がっつり練習したはずなのに、いざ実際に稽古場でやってみるとあいまいな部分がいろいろあって、ちょっと自分にがっかり。とはいえだいたいは覚えていたので、あまり稽古に差し障りはなかったと思う、少なくとも今日のところは。もちろんちゃんと復習して正確を期さないとダメですけどね。


02/21/2012(火)

養護学校(高校生)でワークショップのアシスタント。隔週で通って、3回め。グループで作ったシーンを発表したあとの振り返りのときに、私のチームのある子が「(舞台上でこれこれの展開になったとき、自分は)どうしていいのかわからなくて困りました」と言って、私が「あぁそういえばそこどうするか決めるの忘れてたね、ごめんね、でも大きなカブを抜いたと思ったらカブじゃなくて赤ちゃんだったらびっくりするよね、そういうびっくりの感じにうまくなっていたよ。他のチームでも、ほらあの男子二人がもじもじ立ってたとき、たぶん本人は困ってたけど、見ていておもしろかったじゃない。そういうのってあるよ」と言った、ということがあったんだけど、ワークショップの後に先生方とはなしていてこのことを言ったら、「え、あの子が自分からそう言ったんですか?」とすごく驚いていた。私たちは自分たちが来ているときのことしかわからなくて、それでもこの3回で生徒たちがずいぶんかわってきたなぁと思っていたけれど、いつも生徒と接している先生が、あの子があんなことをするなんて、こんなことを言うなんて、と驚いたり喜んだりすることが何度もあった。私たち、ここに来た意味、あったんだなぁ。今回のワークショップは今日で最後だったけれど、来年度もまた来れたら良い。


02/20/2012(月)

1時から「阿房列車」稽古。きょうもギリギリの到着になってしまう。というか遅刻した。行きの電車の中で、台詞の確認。きょうは、台本を見るのでなく、以前全部の台詞を自分で言って吹き込んであったデータを聞いて、シャドーイング。なかなか効果あるね。

稽古は、冒頭から、女がトイレに行くあたりまで。まだまだ何かを定着させるというよりも、台本の言葉と自分の距離を、ああかしらこうかしらと計り続けている感じ。消え物をどうするかなども途中途中で話し合いながら進める。

夜は桜木町で木ノ下歌舞伎の舞踊の公演を見る。TPAMパス特典で1,000円で見られて、ありがたかった。

仕事で一週間留守にしていた夫が帰ってきたので、久々に二人でかめや。


02/19/2012(日)

2時から「阿房列車」稽古。早めに行くつもりだったのに、やっぱり結局ギリギリになってしまう。きょうはとにかく2回通した。後半はまだまだ台詞を覚えてなくて、意味しかあっていなかったり、台本を見ないと言えなかったり。はやいとこ台詞覚えてその先に行きたい。でも台詞覚えるところもじっくりやらないと、勝手な思い込みで覚えちゃうとあとが大変だからね、論理と感情と、両方からのアプローチできちんと押さえておきたいです。

夜は、アゴラにいらっしゃった海外のお客様のアテンドのお手伝い。特に頼まれたわけではないんだけれど、稽古のあと今日は時間があったし、公演を見て面白かったアーティストにはついつい親切にしてあげたくなっちゃうよね。

きのうのフィリップ・ケーヌの公演について、だれかが、五反田団みたいと言っていた。たしかにそうだけど、五反田団ならほぼ素舞台でやるところをあのゴージャスな舞台セットでやるとこがまたすごいんだよなー。

そして友だちが大学のゼミの人らと飲むというのに混ぜてもらって飲んで、帰宅。


02/18/2012(土)

あまりに寒くて、横浜まで出掛けるのが億劫になる。でも食事をしたら気分も上向きになり、とにかく出掛ける。サーカムスタンスのワーク・イン・プログレスとフィリップ・ケーヌの「セルジュの特殊効果」を観劇。

サーカムスタンスの会場では、韓国のプロデューサーさんから、四国の美術館のかたとか、ロンドンのプロデューサーとかに紹介される。ワーク・イン・プログレスは、なるほど「サトル・モブ」を作った人たちの作品だなというテイストだった。秋の公演(公演っていうのかしらね?)までにどのように育っていくのか楽しみ。

フィリップ・ケーヌは、ひょろっとした風采のあがらない西洋人男性がフランス語なまりの英語とさらにたどたどしい直訳的日本語でしゃべるのが可愛くて、ついつい好意的に見てしまった。落ちもない、笑ってしまうほどくだらないことが舞台上で展開するんだけど、これだけのことをやるために、天井に蛍光灯まであるこんなセットを建て込んだり、自動車まで準備したりということをする根性というかエネルギー(たぶん日本側に用意させたんだと思うけど用意させるということ自体、ということです)が、フランスっぽいなぁと思う。そして、現地キャストを使うことで、セルジュの存在を際立たせ、だれかしらを入口にすることで観客も舞台に共感しやすくなっていて、フェスティバルにすごく向いた作品だとも思った。


02/17/2012(金)

今朝6時くらいまで、去年の12月と今年の2月の日記を書いていた。それで、起きたら12時半すぎ。

今日もTPAMで横浜へ。少し早く着いたので、お茶してる「庭のようなもの」チームに合流。初めましてのご挨拶などして、赤レンガ倉庫へ。山下残『横浜滞在』とマームとジプシー『塩ふる世界。』を観劇。しかしこれはどうしてこの2つの作品が2本立ての1つの公演扱いになったのか不思議に思った。別々に独立した公演として見るほうが座りが良いと思いました。ロビーで、きのう一緒に夕飯を食べた韓国のプロデューサーのかたが、明日サーカムスタンスのワーク・イン・プログレス公演があることを教えてくれた。

続いてKAATで相模友士郎『天使論』を見て、これが20時終演予定だったんだけど、15分ほど押したため次のダンス公演(20:15開演予定だった)の開演時間も押したので、それは残念ながらパスして、象の鼻テラスに向かう。21時からの川口隆夫さんのレクチャー・パフォーマンスはどうしても見逃したくなかったからね。

きょう見たパフォーマンスは、都合7作品。私が公演芸術作品に求めるものって、「観客との関係を無視しない」か「空間を掌握する」か「みごとな名人芸」であるのだなぁということを再確認した。そのどれかがあれば、私は、見ていられる。

腹ペコで深夜帰宅して、白菜と豚肉の鍋を作って食べた。


02/16/2012(木)

雪が舞って寒い。象の鼻テラスでの安藤洋子さんのワークショップに行く前に、あの近所ぶらぶらしようとか思っていたのに、きょうも結局ギリギリになっていえを出る。

「Reactor for Awareness in Motion」というタイトルのワークショップで、昨年8月のYCAMでのときもそうだったけど、不可視の直方体(その位置に身体が行くと音がする)が浮遊している空間を、その直方体(何個もある)ごと認識して、触れたり避けたりしながら動く、というようなことがその第一歩となっていたんだけれど、私はまずその第一歩まで行けなくて、何種類かあるモニターを見ても見ても、この空間のどこに今自分がいるのか把握できず、直方体の場所もわからないから触って音を出すこともできない始末。「自分なりのルールを見つけてください」と言われてしばらく動いた後、他の人は「何か音を鳴らしたら、必ずここに戻ってこの音を鳴らす」だとか「上から見た画面モニターだけを見て動く」「両手を挙げて自分の位置を確認しない」だとか、直方体と自分、空間と自分に関するルールを確立してるのに、私なんか「自分を見失わない」というのがせいいっぱいだったよ。モニター画面と現実に自分がいる空間との関係性がつかめなくて。空間認識がものすごくへたなんだと思う。私は、駅なんかの案内図と現実が同じ方向を向いていないと(西を向いているのに、地図が北が上になっているとか)あっというまに道に迷うんだけど、そういうのと関係してると思う。

それはともかく、ワークショップを通して洋子さんが言っていたのは、完コピするようにして振り付けを覚えるんじゃなくて、「何をやっているのか」「どういうルールなのか」を抽出して、それを再現して動くということ。それを共有すること。いまこの空間の中で頭の中が疑問符でいっぱいになっている自分の状態でいること。洋子さんの言葉は、論理で追おうとするとむずかしかったけど、たぶんそういう方向性のことなんだと思う。

空間の中の自分の位置と直方体の位置の把握は、結局、床の一点を原点と決めて、「この直方体はそこから縦にどのくらい、横にどのくらい進んだとこだ」と確かめてさらにその位置をフロアの周りの椅子やら窓やら床に置かれた機器の位置を手がかりというか目盛りにして(いつも舞台で立ち位置を把握するやり方だ)覚えた。この辺表現がわかりにくくてすみません。ほとんど自分の備忘のために書いてます。後半、そうやって動いていた私の状態を他の人が真似してやってみるという展開になって、自分の動きを10人近い人が真似するのを見る機会なんてそうそうないから、不思議な感じだった。

終了後、KAATでのダンス公演を見ていた友だちと合流し、カンボジアの人と韓国の人も一緒に、お蕎麦屋さんでご飯食べた。韓国語でしゃべると、必ず「どうして韓国語ができるんですか?」って聞かれる。「以前ソウルの劇団と合同公演をして、この人たちと話をしたい!と思ったので、公演が終わった後韓国語の勉強を始めました」。


02/15/2012(水)

どうもここ数日友人の様子がおかしくて、以前の私だったらきっと、あぁわたし嫌われた切られたもうおしまいだと思って自分から連絡取らずに疎遠になってしまったんじゃないかと思うけれど、いまの私は、とにかく一度話さなきゃあきらめるにもあきらめきれんよ、と連絡を取って、話す。こういうこと、私もう自分からあきらめないのよ。ずうずうしいね。私はこうやって生きていくよ。


02/14/2012(火)

TPAMへ。途中で友だちと偶然一緒になる。パスを受け取りに行き、象の鼻テラスで田畑真希ワークショップを10分ほど見学させてもらい、KAATで韓国の演劇を見た。デスロックに出てたユリさんはすぐにわかったけど、もう一人「ソウルノート」に出演していた女優さんが出てるはずなんだけど見当たらないなぁと思っていて、終演後に楽屋に行ったら、主役のお母さんの人だった。えーっ、ぜんぜんわかんなかったよーと言ったら、舞台上から客席に私がいるのがわかって緊張したって言われた。あらら。

その後、友人と3人でご飯しようとするも、KAATの辺りは夜遅くまでやってるお店ってあんまりないようで、あのイタリアンもあの中華もこの中華も閉店で、それでも見つけたチェーンの中華料理店で、新人研修中の店員さんのハンドヘルドに自分で注文を打ち込んだりして、ご飯。久しぶりに紹興酒を飲む。今がそうというわけではなく、一般的な話として、お酒飲まない友だちと飲むとき私もお酒飲まないようにしようと思うと言ったら、逆に、その友だちに飲ませちゃえば良いと言われなどして、やっぱり一人で考えてないでいろんな人と話をするほうが気持ちが明るくなるなと思う。終電で帰宅。


02/13/2012(月)

午後、「阿房列車」稽古。女二人のシーン。私はここはわりと聞き役。復習していかなかったわけではないのですが、最初、台詞があやしくて、意味しかあっていないところもあった。すみません。セットのデザインなども説明してもらう。なるほど、そういう感じか。

夜は、第二回いのかしらうまいもの会。


02/12/2012(日)

夫婦して昼夜逆転中。

夜はアイリッシュパプ。


02/11/2012(土)

大宮から帰宅する途中、新宿高島屋にもう一度アンドロイドを見にいく。ちょうど何かの取材で石黒先生がインタビューを受けてるとこだった。おそろいのペンダントしてるんだね。

気の重くなることがあり、ぱーっと明るいDVDなんか見たいなとつぶやいたら、友だちに「サボテン・ブラザーズ」という映画をすすめられる。近所のTSUTAYAにあるかな。そうだあれもぱーっと明るい、と思いついて、夜中に「ギャラクシー・クエスト」を見る。感涙。前に何度か見てるはずなんだけど、細かいところはけっこう忘れてて、新鮮に面白かった。


02/10/2012(金)

長野から帰宅する途中、大宮の友人宅へ寄る。午後のお茶のはずが、結局、ご飯食べてお泊り。


02/09/2012(木)

長野でのワークショップ第2回。生徒たちが、回を重ねるごとにどんどん自由に楽しそうになってる。

終了して、みんなと別れ、きょうは実家に一泊。小学校のときの同級生のお店に夕飯を食べに行き、担任だった先生の近況などを知る。

きのうのオーディションの結果が、きょうの昼頃にはわかるはずだったのが連絡がないので問い合わせたら、連絡が遅れてすみませんというメッセージと共に不合格の知らせが3通つづいて届いて、一瞬夕飯のしゃぶしゃぶの味がわからなくなった。手ごたえあったように思っていたので、結構ショック。立ち直るまで6時間ほどかかった。


02/08/2012(水)

去年の8月に横浜で「サトルモブ」というイベントがあって参加したんだけど、その作品をつくったUKのサーカムスタンスというアーティストたちが、今度新しい作品を横浜でつくるにあたり、一緒にクリエーションをする日本人パフォーマーを探してワークショップ形式のオーディションをするとのことで、きょうはそれに行ってきた。

参加者12人ほど。通訳が入らず英語で進行するので、3時間がみっちり3時間分のボリュームで、自己紹介から始まり、ビデオと生の人で静止画をつくったり、「別離」の無言のシーンを二人でつくったり、ナレーションの入るシーンをつくったり、架空の物語でツアーガイドしたり。実演系以外の、アーティストです、ライターですというような人もいれば、「きょうは、思ったほど踊りませんでしたね」と言うダンサーもいたりして、興味深かったです。このオーディションを受けなければまず出会わないような人たちだった。


02/07/2012(火)

定期メンテナンスで歯医者に行く。


02/06/2012(月)

用事があり、永福町に行く。昔住んでいたのでいろいろ懐かしい。懐かしいお蕎麦屋さんで懐かしい海老おろし蕎麦を食べた。

吉祥寺に移動し、バウスシアターでアピチャッポン・ウィーラセタクン監督の「真昼の不思議な物体」を見る。「ブンミおじさんの森」よりもけろっと軽くて、でも細部が無意味なくらいものすごく「描きこまれている」感じもあって、延々見ていたいような不思議な映画だった。


02/05/2012(日)

今度やる「阿房列車」の、台本が販売用ののコピーで書き込みできるスペースが少ないので、稽古で書き込みたくさんできるようなレイアウトのものを作ろうと、ただいま台本絶賛キーボード入力中。


02/04/2012(土)

新宿高島屋に、バレンタインのショーウィンドウにアンドロイドさんがいるというので、見に行ってみる。土曜の午後なので、けっこうたくさんの人で賑わっていた。

夜は、早稲田大学にダムタイプ《S/N》の上映会を見にいった。スタイリッシュなパフォーマンスに違いないとなんとなく思っていたので、最初のシーンからすでに衝撃を受けた。1995年から、何がどうかわってるのか、何がどうかわってないのか。


02/03/2012(金)

夜、おもてを歩いていたら、「鬼は外!」の声とともにぱらぱらっとふってきた。ま、豆でしょうね。ここのマンション、たぶん小さい子供のいる若い家庭が多いのよね。


02/02/2012(木)

12月に参加したワークショップとパネルの感想を、1月末までにと頼まれていたんだけれど、ちょっと遅れてきょうやっと提出。もう、話すようにしか文章を書けなくなってしまった気がする。

近所(といっても電車で行く)のシネコンに夫婦でレイトショーを見にいく。「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」。テーマ音楽にしても、数々のスパイ小道具にしても、往年のTVの「スパイ大作戦」ファンの期待を裏切らないところが良いね。こういう、ハラハラドキドキなんだけどすごく安心して見ていられる娯楽作品って、見たいときあるよ。


02/01/2012(水)

去年の8月くらいから頼まれていて、締切自体は「1月末まで」だからそんなに遅れたわけではないんだけど、でもずっとなんとなくいつもいつも頭のどこかで「書かなきゃ」と気にしていた文章を、やっと書き上げて、送る。は〜、終わった。


今月の日記に戻る
トップページに戻る