友が今週お店をオープンしたので、出掛けた。ベルギーのビール、ヒューガルデンが飲める店。チキンやピザもおいしかった。
夜、日舞の稽古。黒田武士(黒田節?)は、扇子1本持って踊るんだけど、この扇子がいろんなものになる。まず、盃。閉じて、槍。「あー酔った、酔った」とふらふら歩くときに額にかざすのはそのものズバリの扇子。腰の刀になったりもする。きょう習った部分では、馬の首になった。綱につけた馬を引いて歩く。扇子を開いて、手首をひねるようにして上下を返す動作を、先生は、「ここはややこしいよ」と教えてくれたけど、私にはけっこう楽だった。左手だから。日舞の振付で複雑な動作は右手が多いので、左利きの私にはなかなかむずかしい場合がよくあるんだけど今回は逆だった。
9月から作成しているロケットキルトだが、キルティングが終了。あとは周囲をバインディング布でくるんで始末すればできあがり。
本体がけっこうカラフルなので、バイディングはすごく鮮やかな色にしよう、赤と黄のストライプかなんかをバイアス(斜め)使いにして…と少し前から考えていたが、おととい布地屋でぴったりの布を見つけた。赤、オレンジ、黄、紺、緑などの原色がよろよろと不規則なストライプを形成しているアメリカンコットンで、30%オフだったからメーター840円だった(メーター900円を超える布は、基本的に買わないことにしている)。
あ、そうだ、このキルトには、展示用の棒通し用布も付けようと思ってたんだ。忘れるところだった。
FOX-TVでシカゴ・ホープを見ていたら、すごくかっこいいおばあさんが出てきてた。私の大好きな児童文学作家E.L.カニグズバーグの名作クローディアの秘密に登場するフランクワイラー夫人っていうかっこいいおばあさんの役にぴったりだなぁ、私だったらあの役はこの人にやってもらいたいなぁ、と思ったら、その人はローレン・バコールで、1995年のTV映画で、フランクワイラー夫人の役をすでに演じていたのでした。
ローレン・バコールって、ミュージカル「エヴィータ」の歌詞に
Lauren Bacall me.
(私をローレン・バコールのように飾り立てて、って意味でしょうか?)
っていうのがあった…くらいの認識しかなかったので、The Internet Movie Database (IMDb)で調べてみた。ハンフリー・ボガートと結婚していたということがわかった。
そういえば、去年あたりTVで見たクリスマス映画でかっこよかったのもローレン・バコールだったなぁとさらに調べると、その映画は、All I Want for Christmasというタイトルだと判明。
ハンフリー・ボガートといえばカサブランカでしょ、とそれを調べたら、相手役はイングリッド・バーグマンで、この人は1973年版のクローディアの秘密の映画で、やっぱりフランクワイラー夫人の役をやっているので、なんだか不思議な感じがした。
ビールを配達に来てくれた酒屋さんと、ビールの話をする。ドイツのビールはおいしいですからねぇ、という彼は、オクトーバーフェストに行ったことがあるという。ジョッキなんかすんごい大きくて、とてもおかわりなんてできなかったそうだ。食べ物もおいしかったけどザワークラウトだけはダメだった、と言うので、えー、ブラットワースト(ソーセージ)なんかと一緒に食べたらおいしいのにぃ、と言ったら、食べ合わせが悪かったんですかねぇとのこと。いいなぁ、行ってみたいなぁ、オクトーバーフェスト。
日舞で、決めのポーズになるとき、頭は、3段階でそこに向く。
- 決める方向と逆を向く
- 頭頂部が決めの方向に傾く
- 顔全体が決めの方向に向く
というわけだ。でも、これは女の踊りの場合で、男の振付の場合はちがうということを、きょう習った。 男の場合は:
- 決める方向と逆を向く
- そのまま下を向く
- 決めの方向を向く
となる。黒田武士の振付は、2番に入ったけど、まだ最後までは行ってない。1月に発表会をするそうなので、それに間に合うように早くマスターしたい。
カナダの友から日本の人名の読み方をいくつか質問され、ウェブ検索して、読み仮名の出ているウェブページをそれぞれ教えてあげたら、喜ばれた。読み仮名を知りたいときは、「その名前全体の漢字表記」と「わかってる部分のひらがな表記」の2つを同時に検索語に入れるとうまく行く場合が多い。たとえば松田弘子の弘子部分が読み方不明だったら、検索語として「松田弘子」と「まつだ」の2つを入れて検索すると、読み仮名の書いてあるページに行き着きやすい。たぶんこの方法は、翻訳のメーリングリストで教わった。
物事の定義や説明を知りたいときには、「とは」を付けて検索するといい、ということも、そのメーリングリストで教わった。「プレストキルトとは」とか「現代口語演劇とは」とか、そういうふうに。
鶏もも肉、レンコン、ゴボウ、シイタケ、ニンジンの煮物を作った。鶏肉を炒めて焼き色をちょっとつけ、残りの材料(ゴボウだけ、固そうだから下ゆでしておいた)を加えてざっと炒めてから、水、酒、しょうゆを加えて煮る。煮物は、時間さえかければそれほどの手間もなくおいしくできるから、便利だ。
スタートレック:ヴォイジャーは、先週に引き続き、「ネタバレ邦題」。原題はBody and Soul、邦題は、セブンになったドクター (7, 153)。やれやれ。見る前から内容がわかってしまうようなタイトルを、どうして付けるのだろうか。「どうなる?どうなる?」とストーリー展開を楽しんで見る視聴者がいるとは思わないのだろうか。
しゃっくりの止め方で、「豆腐の原料は何?」と聞く、というのがある。そして、私に限って言えば、この方法はすごく良く効く。豆腐の原料は大豆だ、ということは百も承知なのだけど、
「豆腐の原料は何?」
と、自問自答であれ、聞かれると、「え?」っと一瞬考え込んでしまい、それでしゃっくりはたいがい止まってしまう。
これは、でも、「豆腐の原料は何か、という質問の答えを真剣に模索するとしゃっくりが止まる」という暗示に私がかかっている、と言えなくもないかもしれない。私はけっこう暗示にかかりやすいみたいで、たとえば、「パブロフの犬」と聞くとつばきがわいてくるという、なんだかわけのわからない条件反射が私にはあるのである。
スタートレックの録画をするのを忘れた。大好きなTNGが終わっちゃって、VGRとDS9なので、ちょっと油断したかもしれない。
探し物をして机の上を片づけたら、ペンライトが2本出てきた。探し物も見つかった。
たまたまつけたTVで、石原裕次郎の映画をやっていて、きのう見た「ユタとふしぎな仲間たち」よりもさらに若い殿山泰司を見た。髪(といっても、ある分だけだけど)が黒くて、顔もふっくらしていた。
深夜なんの気なしにNHKをつけたら、少年ドラマシリーズ「ユタとふしぎなな仲間たち」をやっていた。終わりの20分くらいしか見れなかったけど、佐藤蛾二郎がペドロを演じるこのドラマは、チャンスがあれば見たいと思っていた(リアルタイムで見たわけじゃないので、ビデオが欲しいほどの執着は、ない)ので、ラッキーだった。
それで、見ていたら、大好きな殿山泰司が出てきて、さらに主人公のユタ役の子が私と同じ左利き(最後の、雪合戦のシーンで左手で投げていた)で、なんだか嬉しくなってしまった。調べてみると、熊谷俊哉というこの人は、同じ少年ドラマシリーズの「未来からの挑戦」にも出ていたということがわかった。「未来からの挑戦」は見た記憶があるけど、覚えているのは、英光塾と、おっかない女の委員長さんだけだ。
「ユタと不思議な仲間たち」は、私は、最初劇団四季のミュージカルで見た(中学3年生から大学3年生くらいまで、四季が好きでした)。ユタは飯野おさみ、ペドロは菱谷紘二だった。舞台も一度見たと思うけど、テレビの舞台中継も見た。家庭用ビデオなんてないから、カセットテープで音声だけ録音して、何度も何度も聞いたなぁ。三浦哲郎の原作本も買って読んだし、ミュージカルのなかの1曲が「みんなのうた」になったときは、楽譜も買った。なんだか、懐かしいことを思い出してしまった。
スーパーチャンネルではスタートレックの邦題は表示されないので、ふだんあんまり気にしていないんだけど、きょうスタートレック系の掲示板を見ておどろいちゃった。今週放映されてるVGR Inside Man (7, 152)の邦題が「幻の帰還計画」だっていうんだもの。ネタバレ邦題ここに極まれり、じゃないですか、これじゃ。
「帰ってきたケス」もひどかったけど、でもあれは、ケスが帰ってきたとこから始まるから、まだ許せた。今回のは、α宇宙域(地球とかのあるあたり。ヴォイジャーはそこに帰ろうと旅している宇宙船の話)から送られてきたホログラムのバークレイに対する疑惑が深まっていくあたりがおもしろいのにタイトルで「幻の」って言われちゃぁなぁ。帰還計画が失敗に終わるってアタマからわかっちゃうじゃないかー。邦題を知ったのが番組を見た後で、よかった。
でも、原題のinside manも、辞書引いてみたら「潜入スパイ」という意味があるから、今回はもともとネタバレ原題だったということになるのだろうか?
「雲母坂」のゲネを観劇。
青年団プロデュース公演「雲母坂」(きららざか)の仕込みの日。久しぶりに大量の青年団員と一気に顔をあわせ、ちょっと人見知り状態になってしまった。
搬入の後、私を含め数名は事務所で作業することになり、青山円形劇場から駒場まで歩いて戻った。青空の、いい天気で、外は気持ちがよかった。
まえから観たかった映画「あつもの」がTVで放映されていた。他に用事があって、ちらちら、観たり、声だけ聞いたり、ぜんぜん注意を払わなかったりしていたら、最後まで観たのに話がほとんどわからなかった。ネタバレなしで雰囲気だけわかったので、ある意味得したような気もする。いつかビデオを借りてこようっと。
夏休みの最後の日のように、もうどうしてもきょうやらないと間に合わないというとこまでのばしのばしにしてしまっていたことを、きょう、やっと、やった。やれやれ。すんでよかった。
ロケットキルトのキルティングは、銀のペンシルでつけたキルトラインがすーぐに消えてなくなるのでなかなかめんどくさい。ボーダー部分の2/5程度はキルティング終了。
夕飯に、師匠の得意料理パエリヤを作ってもらう。これは、ほんとにおいしいです。米2カップ炊くんだけど、パエリヤのときだけは、二人で残さずぺろりと食べてしまいます。あ、パエリヤ以外では、とろろ汁のときもそうか。すりおろしたヤマトイモを、酒、卵、あたたかい味噌汁でのばしてムギ飯にかけるんだけど、このときも二人で2カップ分の米を食べ切っちゃうなぁ、だいたい。普段は2カップ炊いたら2食分くらいなんですけどね。
しばらく遠ざかっていたんだけど、きのうから「ロケットキルト」のキルティングを再開した。もうおおかた終了していて、あとはボーダー(周囲)のみ。丸い皿などで型をとりながらキルトラインを引き、それに沿って縫っていく。最終的に外側につける、縁取り布はどうしようかな?赤と黄のストライプの布をななめ使いにしたらメリハリがついていいかな、などとなんとなく考えている。
キルト作成の手順について興味のある方は、キルトってどうやって作るの?をご覧ください。
きのう土鍋を出したので、きょうはその土鍋でロールキャベツを煮てみた。具に、ニラのみじん切りとこないだご飯の炊き方をまちがって作っちゃったお焦げをまぜたのが、きょうのポイント。
インターネットって便利だなぁと、また思った。Braeburnという単語を調べてて、英和辞書にもないし、英辞郎 on the Webにも載ってなくて、Googleで検索したらどうもリンゴの品種名らしいとわかり、続いて、「Braeburn リンゴ」という検索語で探してみたら、読み方がわかった。ブレイバーン。あと、これは辞書に載ってておもしろかったんだけど、Macintoshってリンゴの品種、日本名は「旭」っていうらしい。おもしろくなって、「紅玉」はなんていうんだろうと辞書で調べた。Jonathanだって。電子辞書は訳語からもこうやって検索できて便利だ。あぁ、コンピュータって便利だなぁ。
トリ手羽とダイコン、ゆで卵を土鍋で煮てみた。最初手羽を、酒・ネギの青いとこ・ショウガを入れてゆで、下ゆでしたダイコン、ゆで卵を加えてしょうゆで味つけしてぐつぐつ。最後に薄切りのエリンギも入れて。おいしかったです。
スーパーチャンネルでのTNGの放映が、今週まででいったん休止になってしまう。きょうは、休止前の最後の放映エピソード、The Inner Light/超時空惑星カターン (5, 125)を見た。
もう何度も見ているので、ピカード=ケイミンが初めて笛を手にするところで、すでに涙が出てきてしまった。いい話だなぁ。カターンのシーンが、ピカードが荒野を歩いてるところ以外はスタジオでの撮影だと何かで読んでいたので、注意して見たのだが、影もくっきりと1つ、太陽で出来る影みたいになっているし、やっぱりロケ撮影のように見えた。でも、ケイミンとバターイ(友だちのほう)が通りで向かい合って話しているシーンで、カットにより光の方向がちがっていることに師匠が気づいた。
今回、私は、ラストシーンの重要性に初めて気がついた。カターンで何十年も生きた、というピカードの記憶がただの夢のようなものじゃない、ということが、エンタープライズに「戻った」ピカードがカターンでのケイミンと同じようにあの笛を吹くことができるということを見せたあのラストシーンで印象づけられる、というたいへんにうまいラストシーンであることを理解した。
東京タワーにほど近い、英語の看板が出てるスーパーマーケットに入ってみたら、アメリカのスーパーみたいな匂いがしてた。たぶん、ベーカリーからただよってくる甘あま〜なお菓子の匂い。雑貨コーナーも、アメリカ〜な洗剤と香料の匂いだった。マッシュルームがぎゅうぎゅうの1パックで298円と安かったり、白菜は1/4で150円と高かったり、相場のよくわからないお店だったけど、たまにのぞくと楽しそうだ。
TNGの第1シーズンのアタマのほうのエピソードをいくつか、レンタルビデオで観た。上陸する惑星のセットはちゃっちいし、フェレンギ人は猿みたいだし、あらー最初はこんなんだったんだーと驚いた。人物等は最初から魅力的なんだけど、もっと後のシーズンのすばらしいエピソードの数々とは並ぶべくもない。あー、このあたりでシリーズ打ち切りになっちゃったりとかしなくてほんとによかったなぁと思った。それと、軍隊っぽさが濃いような気がした。上官と話するのに、後のほうのシーズンではこんなにsir、sir言ってなかったんじゃないだろうか。
黒田武士(日舞)は、むずかしい。この曲のポイントは「誇りと勇気だ」って、前に自分でも習ったことがあるというアフリカからの留学生の人にこないだ言われたけど、ほんとにそのとおりだと思う。
久しぶりに酢豚を作った。豚肉は、ブロックじゃなくて薄切り肉を使い、下味を付けたあと片栗粉をまぶしてぎゅうっと丸く形作って油で揚げるというレシピ。炒め時間の配分をちょっと見誤って、ニンジンがちょい固くできてしまったが、それでもなかなかおいしかった。
「犯罪捜査官ネイビー・ファイル」というアメリカのテレビドラマの第1話をなんとなく見ていたら、撃ち落とした敵機の絵を飛行機の機体に描いているシーンで、
「クリンゴンをやっつけたら、何を描いてくれるんだ?」
「クリンゴンならいいけど、めんどうなのはロミュランだ。あいつら、姿を消すから」
というようなスタートレックネタがあり、嬉しかった。師匠に報告したら、それは内容的にまちがっている、クリンゴンだってロミュラン同様に遮蔽装置を持っているんだから、と言われた。確かにそのとおりだ。
きのう見たVGR
きのう日本語で見たとき、気になっていたところがある。すっかりヴォイジャーを乗っ取った気になっているチャコティが作戦室にトゥボックを呼んで乾杯するところで、
「バルカンブランデー。この日のために、とっておいた。」
と言うんですね。
数日前にトゥボックが受け取った手紙に洗脳指令が埋め込まれていて、元マキのメンバーが洗脳されていった、という話のはずなんで、前々からチャコティがこの計画を考えていたかのような上記の台詞はなんだか変な気がした。
英語では、この台詞は、
"Vulcan brandy. I thought we'd have a drink to celebrate."
ただ単に「祝杯をあげようと思ってね。」でしょう、これは。ひねらなくていいとこは、ひねらないでほしい、と思った。