月曜日から小屋入りして、
平田オリザ演劇展
の照明と字幕を作っています。
主な作品の解説を書きます。解説文は僕個人の独断と偏見が入っており、劇団の公式のものではありません。
チケットは、今急速に売れています。事前購入またはご予約をオススメします。当日券もおそらく出ます。当日券は開演の30分~1時間前ぐらいに来ていただければほぼ間違いなく入手可能と思われます(今のところ)。
走りながら眠れ
出演者2人(男女)、上演時間 1h20m、2500円
大正時代に実在した革命家夫婦の日常を想像で描く。関東大震災の直前の夏。世間と隔絶した価値観を持つ夫婦の、愛と絶望を美しく描く。
ヤルタ会談
主演者3人(日本語版は男女女、英語版は女3人)、上演時間 30m、500円
第二次世界大戦終演間際に、米英ソで戦後処理が協議されたという「ヤルタ会談」を、思いっきりデフォルメしたコメディ。戦後の世界情勢を、ブラックジョーク満載の30分に詰め込んだ。アメリカ公演でも大ウケ。笑いながら世界史の勉強にもなります。英語版は日本語字幕付き。
マッチ売りの少女たち
出演者10人、上演時間 1h50m、2500円
別役実の独特の台詞まわしと、平田オリザの現代口語が、シームレスに混じり合う。コミカルな不条理劇。密度の高い「小劇場演劇」を、じっくりと味わえる。
さようなら
出演者2人?(ロボット1体、女優1人)、上演時間 15m、500円
世界初の「アンドロイド演劇」。大阪大学の石黒浩教授の協力の下、人間そっくりのロボット「アンドロイド」と、白人金髪女優が共演する。静かな小品。
舌切り雀
出演者1人(男)、上演時間 20m、500円
昔話「舌切り雀」を、一人の俳優が、昔の紙芝居さながらに一人芝居で話し聞かせる。元々はフランスの子供向けに作られた。フランス語版(日本語字幕付き)と日本語版あり。
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