「再/生」in袋井

東京デスロック「再/生」で、袋井(静岡県)に来ている。ここの会場は劇場ではなく、「集会室」というところなので、舞台照明設備はまったく無い。なので今回は照明はすべて持ち込みで対応している。唯一現地にある器具は、簡易スタンド付きの300Wのスポットライトが4台のみ。それだけだとさすがに無理なので、友人にPAR56(5M)を6台と、150Wのハロゲンライトを7台借りた。

ディマーは僕が所持しているLite-PuterのDX-402を2台。それを8ch卓(CX-803A)でコントロール。間にDoctor-MXをかませている。

DX-402は、普通のコンセントから電源がとれる4chのディマーである。電源は2回路で取れるようになっており、ch1とch2で1回路、ch3とch4で1回路である。平行コネクタの規格は15Aなので、電源を2回路に分けることができればこれ一台で最大で計3KWのライトを点灯させることができる。入力も出力も普通の平行口なので、資格も不要だし特別な材料も必要ない。延長も市販のテーブルタップをそのまま使える手軽さ。容量の注意さえしっかりすれば、中学生でも扱える。学校関係者には特におすすめしたい機材である。

今回はそのDX-402が2台で、計8回路。電源が4回路確保できれば、最大で6KW使える計算だ。今回の会場では、壁コンセント、および天井の配線ダクト(いわゆるレールライト)から15A×4回路の電源確保に成功し、合計で5.05KW、17台の仕込みを作った。




















写真を追加しました。
カテゴリー: 照明