今回は比較的オーソドックスなプランと言えると思います。というのも、ラストシーンだけは立ち位置がはっきりしていたのでラスト関係はネライものを作りましたが、全体的には、「舞台面のどこで何が行なわれても対応できる」というスタイル=「現場処理型プラン」にする必要があったためです。
現場に入るまで(あるいはその直前まで)、立ち位置やアクティングエリアがよくわからない、という状況は、演劇ではちょっと珍しいかも知れませんが、発表会等の仕事などではよくあることであり、絶対数でいうとそちらのほうが多いんではないかと思います。つまりそのような、「どこで何が行なわれてもある程度対応できるような照明」というのは、実は需要としてはかなり多く、それこそが「オーソドックス」と言うべきものだと、僕は考えています。