きょうは、ビデオ撮影。2時・7時の2回。今回は、私は、客席方向に目線が行くことがほとんどないので、客席ががらんとしていても、カメラがあっても、あまり気にならなかった。
休演日。歯医者に行く。『上野動物園再々々襲撃』のポスター・チラシの絵のマタキサキコさんの個展にも行った。ストーブとスイカの絵はがきが気に入って、2枚買った。
VGR Dragon's Teeth/亜空間制圧戦争 (127)を、英語で見直した。こないだ日本語で見たときに気になった点があって、それは、トゥレイ人に遭遇した直後の戦闘の際に「トゥレイ人は追ってこれないだろう」とか「トゥレイ船がどうのこうの」とか言っていたことだった。自分が何者か名乗らない(ヴォイジャー側には名乗らせておいて、自分では名乗らない、というシーンがあるのである)異星人の種族名をなんでぺろっと言えるんだろう、ウルトラマンの怪獣名じゃあるまいし――という疑問。英語で見たら、最初の戦闘のときにはトゥレイという言葉は、やはり使っていなかった。Our friends(お友だち)とかalien vessel(異星人の船)って言ってる。Friendsってのはもちろん皮肉な言い方だと思います。
英語版でトゥレイという固有名詞が出てくるのは、ヴォイジャーがヴァードワー人に遭遇した後であり、これだったら、そういうシーンや台詞がなくても、ヴァードワー人から聞き出したんだろうなー、ということで納得がいく。
話自体は、日本語で見ても英語で見ても、それほどすばらしいとはいえないエピソードだった。セヴンが勝手にヴァードワー人を蘇生させたってのも無責任だし、協力してくれたヴァードワー人を地下室に見捨てていくってのもひどい(TNGだったら無理にでも転送収容しちゃうだろうなぁ)し、最後はトゥレイ人にヴァードワー人と闘わせておいてヴォイジャーは逃げちゃうんでしょ?いくらデルタ宇宙域の厳しい環境にいるったって、勝手すぎると思う。タイトルになっているDragon's Teeth(ドラゴンの歯)の話も、なんだかとってつけたような感じ。セヴンを乗船させるかどうかに関してチャコティが艦長に語ったあのサソリの話くらいかっこよく使ってもらいたいもんだ、もし使うなら。
戦闘やヴォイジャー着陸などのCG映像は秀逸だった。でも、VGRでかっこいいCGを見るたび、「あー、TNGの時代にこの技術があったらよかったのになー」と思ってしまう。
翻訳のことでもう一つ。最後の最後に、
「ヴァードワー人を蘇生させたのは自分の判断ミスだった、でも技術的に900年も遅れているし他の種族を征服しようとか言ってても成功しないだろう」
というセヴンに対してジェインウェイ艦長が言う、
They're a resourceful species, determined. They'll adapt. I doubt we've seen the last of them.
これを聞いて、「え、日本語で聞いたときとなんだか印象がちがう。なんてってたんだろう」と驚き、日本語を聞き直してみた。
「彼らは機知に富み、意志も強い種族です。順応できるの。もう会うこともないでしょうけど。」
あら?最後のとこが、まったく反対じゃないですか!
英語は、I doubt、「私は、以下のことは疑わしいと思う」で始まって、何が疑わしいかというと、we've seen the last of them「われわれが彼らの見納めをした」ということ、と言っている。「私は、これで彼らの見納めだというのは疑わしいと思う」つまり、「これで終わるような敵じゃない」、「いつかどこかでまた会うでしょう」ということになると思う。ちなみに、see the last of ...というのは、研究社のリーダーズ大辞典に「…の見納めをする;…を追っぱらう,…と手を切る.」って載ってます。
今後のエピソードにヴァードワーが再登場する可能性をほのめかしているともとれるこのキメの台詞を、まったく逆の意味に訳していてはダメだと思う。その後の艦長とセヴンの複雑な表情が生きてこないし。
きょうは、2回公演があり、あいだの時間でちょっと外を散歩した。そんな遠くに行くわけでもないんだけど、振り向けばだいたいキャロットタワーが見えるので、帰る方向がわかって心強かった。
らっきょう漬けに挑戦(分量は、らっきょう正味1kg分)。
- らっきょうの両端を切って皮をむき洗う
- 酢400cc、砂糖200g、塩大さじ2杯を、なべで煮溶かし、さましておく
- ビンに、水気を切ったらっきょう、種を取って輪切りにした唐辛子適量を入れる
- さました酢液をひたひた程度に注ぐ
という予定(ガラスビンに入っていたレシピ)だったんだけど、酢液が足りなかったので、らっきょうの上から酢をどぼどぼ足した。たぶん、300ccくらいは追加で入れたような気がする。時間がなかったので、その前の「さましておく」というのをちゃんとやらなかったから、最後に足した酢で温度が下がって、まぁよかったかもしれない。いいかげんだなぁ。1カ月後から食べられるらしい。楽しみだ。
発声練習の一環として、私は歌を歌ったりする。シアタートラムの舞台で歌うと声が響いて気持ちいいので、歌いすぎないように注意が必要だ。
きょうまでは集合時間が早かったけど、あしたは夜公演だけなので、衣装の下着(えと、衣装の下に着てる物、という意味です。「衣装」=「下着」、ではありません)を持って帰って洗濯した。
朝の電車の中でふと気づくと右目のコンタクトがなくなっていた。2週間使い捨てタイプのなので、ガーン大ショック、ということはないんだけど、いつもなら持ち歩いてるはずのスペアがなく、半日間片コンタクトで過ごした。一時的なことと割り切っていたからでもあろうが、さほど不便を感じなかった。
きょうこそカレーを食べようと出掛けていったら、水曜日は定休日だった。ラーメンを食べた。
TNGとVGRの録画予約を忘れた!ガーン大ショック!土日の再放送時をのがすな!
掲示板でカレーの話が出ていたのでなんだか食べたくなり、夕飯に食べようかと出掛けてみたけれど、お店の前まで行ったところでぽつりと来たので、帰れなくなったら大変とあわてて劇場のあるビルに戻り、地下のスーパーで買い物をしていって楽屋で食べた。傘を持ってでかければよかった……。
きょうはシアタートラムに舞台装置その他を搬入し、仕込みをする日で、重い物を持ったりしたのでまたちょっと肩が痛い。整体に行ってもうちょっと肩がよくなったら、ダンベル体操など、ふだんからちょっとは運動するようにしたほうがいいんだろうなぁ。
眉を整えるのがじょうずで「眉毛先生」と呼ばれている友に、ずいぶん久しぶりに会った。眉をほめられた。自分の力でいつまでいまの眉を維持できるだろうか。
アゴラの稽古場での稽古の、きょうは、最終日だった。午前11時過ぎから通し稽古。身体も声も目覚めるように、早めに起きたりしっかりウォームアップをしたり充分気をつけたつもりだったが、ちょっと口がまわらなかったりしてしまった。稽古終了後、道具類を梱包し、稽古場を撤収。
火曜、木曜と整体に行ったせいか、きょうは肩が軽くて、いい感じだった。
飛ぶ劇場からきのう送ってもらった台本を読む。飛ぶ劇場の台本は、横書きだ。そして、ト書きが、セリフよりも太い、ちがうフォントの字で書いてある。そして表紙に書いてあるタイトルが、デザインされたロゴでかっこいい。見慣れた青年団の台本とだいぶ様子がちがうので、最初なんだかとっつきにくく、これちゃんと覚えられるかなぁとちょっと不安になった。でも大丈夫だけど。
元々ひどい肩こりさんなのだが、左肩がまたまた痛くなってきたし、とうとう観念して、きのう、近所の整体院に行った。このあと一日二日は痛かったり重かったりするかもしれないけどそれはそういうものだから大丈夫、と言われたんだけど、きょうはたしかに一日首筋あたりが痛かった。
利賀で手作り帽子をなくしたので、新しいのを作った(なんか、こわいな、この写真)。私は頭が大きくて、市販の帽子はきつい場合が多い。すてきな帽子はだいたい小さいのでがっかりだ。なくした帽子は、ジーンズをリサイクルしたものだったけど、今度はお尻に穴のあいたチノパンで作った。パッチワークはつばの裏側だけにして、手作り感を抑え目にした。
友が眉を整えてくれた。眉で顔の印象がぐっと変わる、って言うけど、ホントですね。すっきり、きりっとした感じ。
(でも化粧を落としてみたら、眉の後半がほとんどないじゃありませんか。ががーん。こりゃ毎日描かないとダメってこと? 友よ、やってくれましたねー。会えば化粧しろ化粧しろって言ってたもんなぁ、私に)
『上野動物園再々々襲撃』稽古再開。利賀で別れた人たちが、初夏の装いで集まってきて、なつかしいやら目新しいやら。
読み方のわからない漢字を入力しなければならない用事があり、
「なんかそういうのを引けるソフトか何かがあったはず」
とGoogleで検索。「漢字 部首 読み方」で検索したら、やっぱりありました! ハイパー漢字検索。たとえば「聚」という字だったら、「耳 又 爪」といった検索語を入力することによって該当する漢字を出せるわけです。これは便利。
でもそれよりなにより便利だなぁと思うのは、「こういうことをしたい!」と思って、ウェブ検索して、そういうことのできるサイトを見つけられる、ということ自体です。
ミステリーキルト、第4指令クリア。
きのうまで仕事メインの数日だったので、きょうは趣味の日として、パッチワークの小物を作る。古い話だがバブルの頃は、お金があって時間がなかった。最近は逆。なので、ちょっとしたプレゼントとして手作り物をあげたりしている。
なるべく、「ラブリーな手作り」感が前面に出ないような、センスのよさげなものを、と心がけてはいるんだけど、自分の作品って、鏡に映った自分の姿同様、なかなか客観的に見られないようで、むずかしい。
TNG The Drumhead/疑惑 (95)を見た。感想ではないんだけど、覚え書き。こういう受け答えがあった。
"Are you saying you have never ...?"
"I do."
質問に答えるときの動詞表現は質問の文に準じるもんだって思ってたけど、そうじゃないんだねぇ。何を肯定/否定してるかという内容によるんですねぇ。
「いままでに〜したことなかってって言うの?」
っていう質問に対して、
「そう言ってる/そうは言ってない」だったらI am./I am not.だし、
「したことある/したことない」だったらI have./I haven't.だし、
で、冒頭の答えは、
「いや、たしかに自分はそういうこと、するよ」
という答えなんだなー。
もう一つ、おもしろかったのは、「くまなく調べました」って言うときに、inch by inch という表現を使ってるところ。スタートレック世界では、単位はメートル法なんだけど、インチっていう「昔の」アメリカの単位が慣用句の中に残ってるのね、なんてちょっと意地悪く思ってみた。
ミステリーキルトは、4月末に第4指令が出てたんだけど、まだ第3指令の分もぜんぜんやってなくて、きょうようやく第3指令をクリア。縫い合わせにはミシンを使った。
なんだかきょうはずーっと一日雨降りだった。あったかいのはあったたかかったけど。
ゴッホの星月夜の柄(がら)の傘をさして出掛けると、歩いてるときは気分いいんだけど、店頭の傘立てに傘を立てて店内に入ると、ステキな傘をだれかがまちがって持っていきやしないかと気になっちゃって気になっちゃって。食器を買うとき「これを5枚重ねでガチャーンって割られて自分がたえられるか」というのを基準にして買う、という話を前になにかで読んだけど、なくしたら悔やんでも悔やんでも悔やみきれないようなものは、最初から持たないほうがいいのかもしれない。ゴッホの傘は、……、そこまでの執着はない、かな。
電車の中吊り広告で見ておもしろそうだった女性雑誌を購入。占いのページの生年月日の表に、私の生まれ年はなかった!ショーック!!別に占いを見たくて買ったわけじゃないんですけどね。
ウチで使ってるパソコンの、デスクトップの壁紙をかえた。いままでTNGの、エンタープライズやデータ少佐、ピカード艦長、ドクターポラスキーなんかの写真を集めたやつにしてたんだけど、黒い背景が急にうっとうしくなって、クレヨンでガーッと描いたような元気な富士山の絵(自作。3年前くらいに描いたと思う)にしてみた。
用事があっていろんな人に連絡をとってるけど、メールでやりとりできると気軽で早くてホントウに助かる。そういえば、電話でリアルタイムにやりとりするのが、前より不得手になってきてるかもしれない。もともと電話は苦手で、昔お勤めしてたときも電話口で絶句して「もしもし?」とか言われてたんだけど。
久しぶりにユッケジャンを作る。肉をゆでるのに、普段は圧力鍋を使うんだけどきょうはふつうにコトコト長時間(2時間くらいかな)ゆでてみた。このほうがスープの味が濃いような気がする。気のせいか?
友の餃子パーティに行き、餃子の具を皮に包んだり、焼いて食べたりゆでて食べたり蒸して食べたりした。きょうは1日1食なり(または、食べ続けとも言う)。
先日入手したノートパソコンに(「に」はおかしいかな?でも、だったらなんて助詞を使ったらいい?)、ちょっとずつ物心をつけていってる。きょうは新しいブラウザを入れた。前から使ってるパソコンではハードディスクの容量不足で動かなかったバージョン。
利賀でちょっとだけ写真を撮ってきたんだけど、いいのはほとんどなかった。桜の花のがピンぼけで残念。
こないだうちから気になっていた、宮沢賢治の星めぐりの歌だが、きょうウェブ検索をして歌詞とメロディーの載っているサイトを見つけた。
VGR Barge of the Dead/さまよえるクリンゴンの魂 (123)を見た。トレスの話。トレスの髪型とクリンゴン服がかっこよかったけれど、それ以外は見どころなし、という感じだった。
ジェインウェイ艦長がトレスを「ラナ」と呼ぶ。それでトレスが驚いて、「母がそう呼んでいた」と言う。で、今回の話はトレスのお母さんの話なわけだけど、最初のこの会話、導入部というか伏線として、わざとらしすぎないか。で、出てきた母さんは「ベラナ」って呼んでるし。
トレス(えっと、ベラナ・トレスという名前なんです、この人。)がどうして自分の臨死体験中のできごとを事実だと信じるのかという点に説得力がないので、話にのっていけなかった。
引き続き、VGR Tinker, Tenor, Doctor, Spy/幻の指揮官 (124)を見た。冒頭のドクターが歌うシーンで、通常、歌の部分だけは吹き替えでなく英語版(つまり、もともとの俳優の声)になるのに、今回は日本語の声優が歌っているので「あれ?」と思ったら、2番が替え歌になる展開だった。なるほど。
ドクターの白昼夢を主軸としたエピソードとわかり、「またかよー!」(前回がトレスの精神世界の話だったので)と思ったが、じゃがいものような顔のエイリアンの出現によりおもしろさが増し、妄想の内容自体も興味深い物が多く(極めつけは、ECHへの変身。制服の色が変わり、ランクピップが出現する!)、たいへんに楽しめた。
VGRはホントに、秀逸な回とだめな回の差が大きい。そして、よいエピソードは、ドクターかセブンが中心のものが多い。何度も言ってますが、この点が、VGRの、シリーズとしての弱点だと思う。
倉庫で荷下ろし。もう捨てるもの、トラムに持っていくもの、稽古で使うのでアゴラに運ぶもの、と仕分けしながら片づける。
地名の読み方を調べるのに、郵次郎が便利だ。郵便番号や漢字表記から、読み方が調べられる。昔、サービス葉書に書かれた顧客の住所をローマ字に直して入力用紙に書く、というバイトをやったことがあるけど、そのときこんなサイトがあったらすごく便利だっただろうと思う。「〜町」が「〜まち」なのか「〜ちょう」なのかとか、固有名詞は理屈じゃないから、知らなかったら絶対にわからない。調べて書くことになってたけど、調べきれなくて想像で書いちゃった分もあったなぁ。
そうじ、朝食の後、バスで利賀を出発。まだ利賀に残る劇団員や山の手事情社の人たちが見送ってくれた。ゆうべほとんど寝てなかったので、バスの中では寝てばかり。6時頃、渋谷に到着、解散。
東京はきっともう暖かくて、みんな半袖なんか着てるにちがいないと思っていたのに、けっこう寒くておどろいた。